知っておきたい信用取引のメリットとデメリット

まずは信用取引のデメリットを十分把握しておこう!

金融取引において最も重要なことは、利益を出すことではなく、損失をいかに抑えるのかという点です。そのためどのような取引においても、まずはその危険性やデメリットについて十分把握しておく必要があります。
信用取引におけるデメリットとは、ズバリ「損失額が膨らみやすい」ということです。信用取引の空売りにおいては、株価の上昇イコール損失になります。理論的には株価の上昇には上限が無いため、空売りの損失にも上限が無いということになります。また証拠金取引である信用取引は、現物取引と違って複雑な体系で取引がなされます。金利・逆日歩・返済期限など、現物取引では見られない義務や制限があり、こうした複雑な内容も事前に理解しておかなければならないという点も、デメリットの一つとして挙げることができます。

信用取引はメリットにあふれた魅力が光る取引!

一方で信用取引にはデメリットを呑み込んでまで行いたい、魅力的なメリットにあふれた取引でもあります。
まず何と言っても「空売りができる」という点が、信用取引の強力な魅力でありメリットです。世界情勢や為替相場に連動して動く株式相場は、概して全銘柄同じような値動き傾向を示しやすいと言えます。日経平均が下落している最中は個別銘柄も下落傾向を示しやすく、現物取引のみではこうした局面で利益を出すことができません。しかし、信用取引で空売りができるようにしておくと、こうした局面も利益を取ることができるチャンスに変えることができるのです。
また、信用取引が証拠金取引であるという点は、メリットにも転化します。証拠金取引の基本的な考え方は、「用意する資金で損失額さえ補填できれば良い」というものです。つまり、証拠金取引である信用取引には、少額な資金で株取引が行えるというメリットがあるのです。